・ヤマザキミノリデザインによる新宿NSビル巨大吹き抜けに展開したクリスマスディスプレイでは、桐生テキスタイルによる公共空間への関わりについて3年間にわたり可能性を探ってきた。そのプランニングと制作課程について、パネルや写真、ビデオをつかって振り返る。 |
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[ 桐生の2工房・きょうから創作展示会 ] 桐生市にある二つの「創作工房」が六日から三日間、展示会を開き、市民らに成果を発表する。大正時代に大流行した着物の銘仙と、布を使った空間デザインの展示会で、説明会も開催。まさに織物の「古きをたずね、新しきを知ろう」だ。 同市梅田町の「桐生織塾」(武藤和夫塾長)で関かれるのは「桐生と銘仙展」。武藤塾長が、骨とう市で見づけてきた銘仙二百点と生地サンプル三百点を並べる。塾に集う織物関係者らも手伝い、一着五百円から一二千円で買い付けた。 大正七年から四、五年だけ製作された〃まぼろしの銘仙”「解併用大緋(ほぐしへいようおおがすり)」も展示する。「銘仙は大正デモクラシー期に生きた女性の強い美意識からヒツトしました。時代を引っ張る現代のパソコンのような商品です」と、武藤塾長は説明する。
桐生市出身の造形作家ヤマザキミノリさんのアトリエ、同市東久方町の「Orijin(オリジン)」では「アートワークコーディネートと空間デザイン展」を開く。 ヤマザキさんが取りまとめた桐生市市民文化会館のアートワーク十三点の制作風景などをビデオと写真で紹介。東京・西新宿の高層ビルで三年続いている桐生産テキスタイルを使った巨大クリスマスディスプレーの模型も展示する。 ヤマザキさんは、「空間と光を利用してテキスタイルの新しい使い方を提案してきた。ぜひ見に来てほしい」と来場を呼び掛ける。 桐生市工業労政課によると、創作工房は平成二年、同市の産業振興プロジェクトの一つとして始められた。年間四百五十万円の予算で市が場所を借り上げ、武藤さんらに「創造、発想、活動の場」を提供している。 「桐生織塾」(電0277・32・0366)は日本初の家内製糸工業「成愛社」の木造家屋を、また「orijin」(電0277・40・1154)は、のこぎり屋根を持つ鉄筋コンクリート造りの織物工場跡を利用している。 写真(カーテンレースで空間を演出-。巨大ディスプレーの10分の1模型を準備るヤマザキさん) |