HOME ArtWork Archive CG LightArt Orijin X'mas Studio Artist News Link [English]


Welcome to minori's orijin studio in Kiryu City!!

ヤマザキミノリのオリジンスタジオへようこそ!!

orijin studio  オリジンスタジオ
[旧住善織物工場の歴史と創作工房]

 この工房は、今からおよそ75年前の大正時代に、八寸帯のヒットで一財をなした住吉織物の工場として建てられました。外壁は、当時としては、日本でも珍しい画期的な鉄筋コンクリートで作られ、スチームによる床暖房も設備されたハイテク工場でした。織物工場特有のノコギリの歯を逆さにしたような起伏のある屋根には、北向きの天窓が設けられ、そこからの一定した明るい採光が、繊細な色彩と細かい組織の絹織物を管理するうえで重要な環境となっていました。

100メートルほど天満宮寄りの金谷レースの煉瓦建て鋸屋根工場と、斜め向かい桐生川寄りの斉憲織物の大谷石造りの鋸屋根工場と合わせてご覧になられると当時の織物業界の先取の勢いが感じられ興味深いものがあります。

 昭和40年代まで織物工場として稼働していましたが、その後一時期倉庫として使われ、平成になってから工房推進協議会により借り上げられ、彫刻家掛井五郎氏のアトリエとして四年半使用されていました。現在は、桐生市工房推進協議会より推薦された桐生出身の造形作家ヤマザキミノリが、1996年の夏より創作工房として使用しています。

 ヤマザキは、「光」と「テキスタイル」や「アクリル」などの素材を多く使い、独特な手法でオブジェや空間演出を制作しています。桐生市市民文化会館に飾られている13点のアートワーク作品のコーディネートは、ここでプランニングされました。また、エントランスロビーのステンレステキスタイル「未来からの要請」と、小ホールホワイエにかかる光りのオブジェ「Altair-Hikoboshi」の制作は、ここで行われました。

およそ年に1回の公式な工房開放と、不定期な企画展を1〜2回行っていく予定です。

*1998年は、3月6〜8日に工房開放を実施しました。

HOME INDEX [Back] [Next] 

-1996年7月 朝日新聞 群馬板-

[空き家の工房に造形作家が入居] 桐生市が開設

 桐生市が産業振興への波及効果を期待して始めた創作工房はニカ所あるが、このうち一年間も空き家となっていた東久方町二丁目のノコギリ屋根の建物を、桐生市出身で神奈川県相模原市に住む造形作家の山崎捻さん、作家名ヤマザキミノリが制作の場として便うことが決まった。去年七月に彫刻家の掛井五郎さんが去って以来、火が消えたままだった工房が復活する。

市、産業振興に期待

 伝統産業の織物業や機械金属業など、中小企業がデザインや企画の力量を高めるために間接的な支援をしようというのが桐生市の工房制度。廃業した工場や空き家を市が借り上げ、デザイナーや工芸家、建築家らに創作の場として無料で提供する。創作活動を企業の新製品開発の参考にしてもらい、産業振興につなげるねらいだ。

 工房の第一号は梅田町一丁目の桐生織塾。一九九〇年三月に借り上げた木造の古い織物工場跡を、県繊維工業試験場に勤めていた塾長の武藤和夫さんが織物研究に使い始めた。いまも多くの技術者や研究者が染織や情報交換の拠点として出入りし、成果の発表・展示会を開いて織物業界に刺激を与えている。

 山崎さんが今回使うことになったのは、やはり廃業した織物工場跡の第二号。独特のノコギリ屋根のある飲筋コンクリート造りで、九一年三月に開設、去年七月まで彫刻家の掛井五郎さんがアトリエにしていた。当時はプロンス彫刻が工房の外にあふれ、街角美術館の風情だったが、この一年は空き家のままだった。

 市工房推進協議会に選ばれた山崎さんは桐生高校、東京芸大大学院の卒業。特殊な材料や布、光を便ったオブジェや、コンピューター・グラフィックスによるデザインなどを制作している。「今月中に工房を整備し、八月早々、できれば桐生八木節まつりに合わせて、市民に作品を披露する場を設けたい」と山崎さんはいっている。

 桐生市工業労政課は工房の復活が決まってほっとしている。自薦、他薦の希望者は多いが、産業振興に役立つかどうかの見極めが難しいという。今後は創作工房を増やすことばかりでなく、建物所有者と使用希望者の間をとり持つことも含めて工房制度を考えていきたい、としている。

HOME INDEX [Back] [Next] 

-96年8月24日 朝日新聞 群馬板-

[第2号に1年ぶり灯] 

 

(Now I criating a simuration model

of X'mas display for Sinjuku NS building.

On the 20th last Nov.

クリスマスディスプレイのモデルを制作中です)   

 

地元出身 山崎稔さん入居

 

 空き家となっていた桐生市東久方町二丁目の創作工房第二号に、今月から造形作家の山崎稔さん(作家名ヤマザキミノリ)が入居した。去る十日と十一日の夜には、ここで作った幻想的な作品を公開した。桐生八木節まつりのときのお披露目に続く公開。ノコギリ屋根の織物工場跡の工房第二号に一年ぶりに灯がともった。

 山崎さんは桐生高校から東京芸大を卒業。現在は神奈川県相模原市に住んでいる。桐生市がデザイナーや工芸家に無料で提供する二つの創作工房の一つが空き家となっていたが、地場産業への波及効果が期待されるとして、山崎さんの入居が認められた。これまでにも故郷・桐生の布を作品によく使っているという。

 公開した作品は、風に揺れる何本もの長い布に、ミラーボールの色光線が模様を描く運動体。絶えず音楽がなる中を、光を映し出すハーフミラーが取り巻き、工場跡の暗い工房に不思議な空間を作る。立ち寄った市民らはいすに座ったり、周囲を巡ったりしてメルヘンのような場を体験した。

 各種イベントや建物の空間をデザインしている山崎さんは工房を「オリジン」と名付け、入り口に表札をつけた。大きな作品を中心とした制作活動の拠点として相模原から通う。年に1〜2回ほど工房を公開し、その時々の新作品を市民に見てもらうことにしている。


HOME ArtWork Archive CG LightArt Orijin X'mas Studio Artist News Link [English]